私のことはどうでもいいので、私の好きなものの話をします

Twitter:ane_channel/ちょっと声張りますね。

こんな時なので、少しだけサムガの話をします

一人暮らしも間もなく3年になるが、未だにテレビを持っていない。

中学校卒業間際、ラジオの世界に引き込まれて以来、起きればラジオをつけ、ヘタすれば寝ていてもついている生活が続くこと、かれこれ12年になる。

その中で3つ、大人になっても続いた番組があった。

木曜深夜1時「ナインティナインのオールナイトニッポン

土曜23時30分「福山雅治オールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ

そして、土曜23時「中居正広のSome girl' SMAP」だ。

一つ目、ナインティナインのオールナイトニッポンは、2014年9月、矢部っち卒業という形で終わりを迎える。現在は岡村さんひとりで同じ時間帯の放送を続けているが、やはりこれは全く別の番組である。

二つ目、福山雅治魂のラジオ、いわゆる「魂ラジ(たまラジ)」は、番組内での出来事や発言がネットニュースになることもしばしばあり、番組名をご存知の方、もしくは「福山雅治はラジオで下ネタばかり話している」なんて情報のみをお持ちの方もいらっしゃるのではないだろうか。(実際はそこまで話していないと思いますが!)魂ラジについては終了することもまたニュースとなりましたが、2015年3月、こちらもつつがなく幕を閉じるに至りました。

そして三つ目が、「中居正広のSome girl' SMAP」(サムガ)。私が聴き始めたのは15歳の頃(2003年~2004年)だったが、この番組のスタートは1995年7月。長く聴いているつもりでいても、リスナーになるまでにも8年分の放送があるとは、私なぞぺーぺーですね。

毎週欠かさず、この番組のためにラジオをつけているのではないが、おおよそ12年、中居君の近況を聴き続けてきた。

太った話、そろそろ絞らなきゃいけない話、スーパーで買う酒の肴や自炊(鍋?)の話、今は亡き親御さんの話、甥姪の話、風邪をひいた話、女の子の話、結婚の話(基本的にいつも、結婚は無理…の話に帰結)、地元の友達の話、野球スペシャル、ほぼいたずら電話と思しきモノマネ奇襲をリスナーに掛ける企画(これほんと最高なんですよ。大物アイドルがやることじゃなさ過ぎて。)、今週のおまけハガキ。そして、番組をしめる「また来週!」と、エンディングに流れるCyndi Lauperの「Time After Time」。

この番組のことを「仕事だと思っていない」と語る中居君は、本当にやる気のなさそうな放送を送ることもあり、そんな時はこちらもいらっとして電源を落としてしまうが、翌週またなんとなく聴いてたりして、そのゆるさに心地よさを覚えながら過ごしてきた。カカカカカカ、って笑うのと、豚みたいに鼻鳴らすやつ、もう何回聴いてきただろうか。

NHK紅白歌合戦」の司会や「笑っていいとも!」の終了、「27時間テレビ」。私的なことでは、親御さんの死、中居君自身の喉の手術など、“大きめのこと”は、全―――――部が済んだあと、この番組で話してくれることが多かった。ここ数年は、特にそうだったような気もする。

だから、今回の騒動が始まったとき、なんとなく真っ先に、サムガのことが浮かんだ。全―――――部済んだら、話してくれるのだろうという気持ちと、直近の放送で、もしかしたら何か話すかな、というざわつきと。

1月16日土曜日、サムガの中で騒動の核心に触れられることはなかった。だけど、一言二言、ネットで拾い上げられている部分もあった。私が印象に残ったのは、「7時間8時間、よく寝られてる(ニュアンス)」の後の「そんなに仕事してねえのに。」

刺すようで、狼狽した。

中居君が話す“大きめのこと”は、中居君が話すまで何も漏れ伝ってこないことが当たり前だったが、今回は随分、あることないこと言われているようで、お節介ながらリスナーとして心配をしていた。週が明けた1月18日月曜日、レギュラー番組の生放送に出演した(させられているようにしか見えなかったが)中居君を、もう見ていることはできないと同時に、こんなこと、サムガで全―――――部話す日など一生来ないんじゃないかと思った*1

そもそも、こんな(っていったら語弊があるけれども)毎週30分のAMラジオ、中居君自身が「辞めたい」と言えばいつでも辞められたはずなんだよ。思っていたけど言ってないだけなのか、本当に思っていないのか、それは分からないけど、こうして続いてきたことは、少なくとも多忙な中居君なりに残しておきたい場の一つだったのかもしれない。

しかし、あんな人質のごとき会見模様を目にしてしまった今、中居君自身の「辞めたい」ではなく、地位を奪うような外的要因により、テレビのレギュラーも、CMも、根こそぎ全部持って行かれるんじゃないかと薄々恐れている。もちろん、サムガも。

1月20日水曜日。グループとして、および各人がイメージキャラクターを務める企業や団体との契約継続について、ぽつぽつと情報が出始めた。もちろん、サムガについて現段階で言及されることはないが、私自身は、終わってしまうんじゃないかという不安に駆られて仕方がない。というのも、現在のサムガ放送枠、23時~23時30分は中居君だが、この前の時間帯、22時30分~23時は滝沢秀明さん、すなわち事務所内部の核みたいな人である。中居さんの後、23時30分~は、長らく放送していた福山雅治さんの番組なき今、シンガーソングライターの高橋優さんと、関ジャニ∞大倉忠義さんが2人で放送している。大倉さん=関ジャニ∞、こちらは「ジュリー班」、ジャニーズ事務所内では、今回の騒動で圧倒的優位に立っている同族経営側である。つまり、中居君が置かれている状況と前後の放送枠を合わせて鑑みるに、他の事務所に枠を明け渡すというよりは、ものすごくあっさりジャニーズ事務所内の誰かに番組を取り上げられそうだなという展開を予想するにつけ、泣きたい気持ちにすらなってくる。(※この部分、追って加筆修正しますね。最近のタッキーの扱い、どう考えても大切にされているとは思えないので。)

アイドルだけどドラマで成功することも、キャスターになってしまうことも、バラエティで活躍することも、ファッションアイコンになることも、みんなSMAPが切り拓いてきた道なのに、既に切り拓かれた道で優遇される後輩たちが、今回の中居君のお葬式のような姿を映したVTRを観ながら神妙なコメントをしていることに、私は腸煮えくり返るほどの嫌悪感を覚えていた。もう黙っていてほしかった。

暫く何かを語ることも、決定することも、歪曲された情報を訂正することも許されない中居君が、野球の話、鍋の話、地元の話、なーーーーーんの役にも立たない話をぼそぼそ話せるサムガは、なんとか残してほしいと、いちリスナーなりに願ってやまない。

なんとなく聴いていた12年だったけれど、終わりのことを思ってみたら全然どうでもよくなかった。私はこの番組のことがすごく好きだった。15歳から27歳まで、毎週近況を聴いていた人がいなくなったら、そりゃ元気か心配になりますよ。

そもそも、この番組を聴き始めたのは非常に不思議な縁で、なんでだったのかは忘れてしまったんだけど、当時の気持ちを思い出せば出すほど、どうしてこうなったのか全然わからないんだよね。

自分にとってのアイドル原体験は間違いなくSMAPで、とりわけ中居君のことは、1996年ごろ~2002年くらいまでの間、子供ながらに大好きだった。

つまり、この番組を聴き始めた2003年ごろって、まさに「中居君のことあんま好きじゃなくなってきた」時期だったはず。だけどこの頃、サムガに出会った。

他のことに興味が沸いたり、他のものを好きになることで、SMAPの見え方も変わっていった。少しずつ、番組を観ることも少なくなっていった。自分の中に生まれてきたアイドルへの嫌悪感みたいなものにも戸惑い、整理しきれていなかったような気がする。

浪人生活を送っていた2007年ごろ、再びやけにSMAPを聴きまくっていた時期があったんだけれど、それは精神的に非常に弱っていたことで、原体験に帰りたかっただけなんだよな。たぶん。やっぱり、ドリスマ以降のSMAPはそんなに好きじゃなかったと思う。

2012年、中居君は40代を迎えた。そして「司会者としてもう一段階上へ行くために、敢えて嫌われる30代を過ごした」話を聞いたとき、もうこの人には勝てないんだな、と思った。

中居君のことをあんまり好きじゃなくなった2003年、当時まさに31歳。

私は中居君の思惑通りに中居君を嫌いになった。ただただ、掌で踊らされた一人だったのだ。

その後、(仕事だからそうせざるを得なかったのであろうことは承知のうえ)中居君がキスマイの話ばかりするのでちょっと足を突っ込んでみてはまんまと好きになり、中居君がこんな状況に陥りゃ本気で心配している。もうね、完敗ですよ。

常々、本人以外から本来の人柄が語られる中居君のことなので、自分の自慢はしないし、頑張りも押し付けない。エアコンから変な音がするとか、スーパーで買った刺身の話とか。

それでいいから、いつか、2016年をどんな風に過ごしていたのか、よければ教えてください。話したくなければ、また藤沢の話とか、めっちゃどうでもいい靴下の話を聞かせてください。

最後に、

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中居正広のSome girl' SMAP

ニッポン放送(AM1242)

毎週土曜日23:00より、絶賛放送中です。

*1:冒頭の、テレビ持っていない話と矛盾するようですが、いくらでも流れてくる動画を確認しました。