私のことはどうでもいいので、私の好きなものの話をします

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パンドラは開かれた・THE YELLOW MONKEYが復活することになった話

ひとりきりもいいだろう ふたりだけもいいだろう

猫もつれていこう 好きにやればいい

いつか僕らも 大人になり老けてゆく

MAKE YOU FREE 永久に碧く

 

神頼み的倍率となることはさておき、再結成ツアーには行くつもりでいる。

昔も今も、これからもイエモンの音楽はかっこいいし、矛盾するようだけれど、再結成はかっこよくない。

一連の再結成発表から自分が至った正直なところは、このようなものであった。

屈折していますが、と前置きしますけれども

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 再結成の発表が差し迫っているのでは?との情報に触れたのは、ちょうどエレファントカシマシの新春ライブを観てきた1月4日の夜であった。

まさに複雑の一言。手放しで喜べない感覚を初めて知りつつ、半信半疑。よくあるツイッター上のデマかもしれないし、まだどこか話半分と受け止めていた。

イエモン復活するの?しないでしょう。したらどうしよう。しないでしょう。でもなあ。吉井ちゃんだしなあ*1

翌5日。本件を心の片隅に置き、私はまた、エレファントカシマシを観に行った。

「ファーストアルバムの一曲目に入っている『ファイティングマン』を、今でも今の曲として歌えることが幸せです。」たまたま、ミヤジがその日に言っていた。 

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以前、ラルクアンシエルのドキュメンタリー映画の感想と共に、イエモンについても並行して記したことがある。

ane-channel.hatenablog.com

「パンドラ・ザ・イエローモンキー」は、解散に至った原因や経緯の真相を知りたくて、知りたくない私たちファンがやっと成仏できるような、素晴らしくて優しい映画であった。

イエモンの場合、どう考えてもメンバー間に不和や軋轢がなく、そのこともまた、再結成の噂が持ち上がっては消える一因であったと思う。

だけど、個人的には二言はナシで行ってほしかった。

エレファントカシマシGLAYPENICILLIN。好んでライブに足を運んだり音源をチェックするバンドの中で、どんなことがあっても活動を継続してきたのがおそらくこの3つである。「継続してきた」をもうちょっとぼやっとさせると、ラルクも含めておきたし、といったところ。

つい数日前にエレカシを観てきたというのもあるけれど、最近もう、達観しちゃってるんだよ。

どんなことがあっても続けてきた人間にしか出せぬ、形容しがたい境地に達してしまっている。何度も何度も披露されてきた「ファイティングマン」も、たゆまぬ活動のおかげで「今」であり続けている。

このところ、インタビューでもよく「一日でも長く、このメンバーで、現役であり続けたい」と語る彼らは、かつて一度大きく売れたときよりも安定し、円熟し、さらなる説得力を持って、聴く者に迫ってくる。

継続は力なりに勝るものなしと改めて確信した夜に、よりによって持ちあがった超ド級の復活案件。葛藤しない理由がなかった。

バンドの歴史は、一度でも分断したら玉手箱のようだと感じてしまう。

年齢とは別の、懐かしさに浸る同窓会のような悲しさ。

例えば老けたとか、高い声が出なくなったとか、そんなことはどうだっていいんだよ。

今になって「いろいろあったね」ですべて流せるのなら解散しないでほしかったんだよ。

再会できるのなら、苦しくとも続けることで生まれる現役のイエモンの音楽が聴きたかった。

二度と開かないパンドラの箱だからこそ、伝説のように思えていた。

イエモンは伝説でなくなってしまった。だから冒頭のように、手放しで喜べなかった。

1月7日。LINEにTHE YELLOW MONKEYの公式アカウントが登場した。 

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こうして振り返ると、昨晩7日の「決定打が出てきたけど、まだ明言されていない」時間が一番高揚していたように思う。だって実際には、まだ再結成してないんだもん。疑惑の最高潮。しそうでしないから、楽しいのだもの。

そのバンドの音楽がかっこいいことと、再結成をかっこ悪いと感じていることは私の中では共存可能なので、近年再結成や始動のニュースが多い各大御所バンドについて、自分が好きなバンドであっても、再結成に対しては微塵もかっこいいと思わなかった。ごめんなさい。むしろかっこ悪いとさえ思っていた。というか、思っている。

イエモンについても、イエモンが好きでも、そうであるがゆえ尚更どうしても、今の私はまだその気持ちが拭いきれない。

実際のライブを前にしたら、私は多分、「感動した!色々あったけど、良かった!!」とか言うんだと思う。

今の気持ちを棚に上げて。それに、そう思わせるライブをするんだと思う。出来るんだと思う。やってしまうと思う。

でもそれがまさに、自分が今まで軽蔑していた姿そのものなんだと知っている。

変な話、例えば(一般の人が)一回仕事を辞めて、結婚やら出産やら、もしくは介護や何やら、その人なりの理由となったことを務めあげ、何年かのブランクを経て社会復帰したらその人をけなすのか、なんて変化球クレームがつきそうな気もしたので触れておくと、当たり前だがそういうことを言っているのではない。

かくして冒頭の結論に戻る。

神頼み的倍率となることはさておき、再結成ツアーには行くつもりでいる。

昔も今も、これからもイエモンの音楽はかっこいいし、矛盾するようだけれど、再結成はかっこよくない。

好きの度合いが強かったバンドこそ、その矛盾もまた大きいものだと今回学習した。

一連の再結成発表から自分が至った正直なところは、このようなものであった。

 

過去は消えないだろう 未来もうたがうだろう

それじゃ悲しいだろ やるせないだろう

いつも僕らは 汚されて目覚めてゆく

MAKE YOU FREE 永久に碧く

*1:やらないと言っていたイエモンの曲を普通に解禁する等、前例アリのため。