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「日経エンタテインメント!」2015年2月号より、ジャニーズJr. 雑感

「どーせ、自分が思った通りになんてならないんですよ」と重岡君も言っていたので

1月5日。たまたま帰りの電車内にて「平野君と永瀬君が取り上げられている」との情報をキャッチしたその足で、即日「日経エンタテインメント!」最新号『2015年の主役たち100』を購入した。

売上統計や社会背景等から各分野の赤丸急上昇コンテンツや人物を分析・紹介してくださる日経エンタの目には彼らがどのように映ったのかと思ったら、要は2020年の東京オリンピックに向け、また近々のワールドカップバレーに向け恐らくJr.から新グループがデビューするだろうという流れと、それを見据えたうえで現在の主要Jr.選抜を掲載するというくくりであった。日経サイドの見解としては、「201『5』年にデビュー、2020年に『5』周年を迎えるグループは『5』人?」と、なかなか具体的。

今回の掲載について、『ミュージックステーション』にしろ『NHK 紅白歌合戦』にしろ、最近、大舞台に突如出てくることが増えてきた平野君と永瀬君のことなので、また何か急に驚かされるのかと思いきや、Jr.の話題まとめて1頁。2015年の主役たち、エントリーNo,29に永瀬廉君、No,30に平野紫耀君が取り上げられていました。 

敬称がめちゃくちゃな点はどうかご容赦ください

先日(と言っても年越し前だが)、例年通り、デビュー済みの各グループとともにJr.カレンダーの告知が解禁となった。その広告として掲載されていた10人の面々が、事務所の定めるエースなのだとにおわせる感じは確かにある。

今年のカレンダー広告掲載者は、岩橋君、神宮寺君、ジェシー、岸君、阿部顕嵐、高橋海人君、平野君、永瀬君、安井君、そして松村北斗さん。

事務所公認カレンダーは春切り替えなので、上記のみなさんが2014年の活動を総括した時点での現在の表向きな主力(暫定)ということなのだろう。また春先までには以前取り上げた「Jr.大賞」も白黒はっきりするので、これらを照らし合わせてみると概ねの勢力図が見えてくるはずだ。

※「Jr.大賞」につきましては昨年中に好き勝手書いた回があります。投票期間が延長されたあたり、これまた勘ぐってしまいますね。

今回、日経エンタ誌上で『2015年の主役たち』と評されたJr.は同じく10人。だが掲載者を見てみると、岩橋君、神宮寺君、ジェシー、岸君、阿部顕嵐、高橋海人君、平野君、永瀬君、安井君と、ここまではカレンダー選抜と相違ないのだが、日経では最後の一人に松村北斗さんではなく、森田美勇人さんを選んでいるのが興味深い。

ゆく年くる年、「なんかある」年

4年に1度、オリンピック前年にバレーボール競技のワールドカップが開催される。本来はアイドル稼業とは無縁の場であるべきはずなのだが、「テレビタイアップ全盛×ジャニーズアイドル全盛」という、おたくのひいき目で見ても90年代の遺産でしか擁護できない慣例(新ユニット・デビューグループ発表)が本大会ごとに代々行われている。

フジテレビバレーボール中継 - Wikipedia

1995年のV6を筆頭に、1999年の嵐、2003年のNEWS、2007年のHey!Say!JUMP、2011年にはSexy zone。ということは、本年の西暦を浮かべればお察しである。

これまでの他記事と重複してしまうが、私は自らのアイドル原体験であるSMAP一神教からKis-My-Ft2、すなわち『デビュー時に解体が行われなかったユニット』*1『Jr.時代のユニットをそのままデビューさせたパターン』から関西へたどり着いたため、幸か不幸か、ユニット解体事情に明るくない。わざわざ解体が『行われなかった』と書くのは『行われる』場合もあるわけで、これがまた裏の裏の裏のさらに裏あたりを突いてくるため蓋を開けるまでまるで読めない。

読めないのだが、このバレーユニットには結構な奇策が多く、ユニット解体、シンメ解体、入所したばかりの人員を組み入れるなど何でもアリである。またこれにより本人、ファンともどもトラウマを残すもの、いつしか事務所から姿を消してしまうもの、数年後に日の目を見るものなど、Jr.の数ほどエピソードにも事欠かない。さほどの活動歴を持たずにNEWSとしてデビューすることとなった手越さんが当時同グループの錦戸亮さんに「お前誰やねん」と言われた話など今でこそ笑えるが、その手越さんと同期入所した玉森君が無事デビューを果たすのがこの8年後と考えると、つくづく予測不能である。

ただ今回も、本人すら拍子抜けしてしまうようなダークホースは必ずいるはずで、「エース、エース、エース、エース、エース」みたいなグループにすることはないのだろうと踏んでいる。(たまにはそんなグループがあっても良いと思うのだが、商売する側はそうでもないのは今まで輩出してきたグループを見れば瞭然である。)だからこそどこまで裏返るのかが怖いのだが、松村、森田両氏を含めたエース級の11人中でも、デビューの切符を手に入れるのは2人、多くて3人程度では。

そうなるとやはり、今回は関東勢から岩橋君と神宮寺君に旅立ってほしいが、今のJr.において彼なくしては語れない安井君、何度かデビューに手が届きそうであったがゆえに「今度こそ」と後押ししたい松村北斗さんあたりにも報われてほしい。

しかし、岩橋君や神宮寺君界隈と安井君サイドは恐らくそこまで近い勢力でもなく、この辺りのどちらかだけが切符をつかむのか、一端ごちゃ混ぜにした上で選抜されるのかによっても変わってくるのであろう*2

ニシヘヒガシヘ(平野君と永瀬君の背負うもの、高橋海人君に期待されること)

かつての錦戸亮さん、内博貴さん、中山優馬さんなどの例から、“関東は関東、関西は関西”にもイレギュラーが存在することも、外野から様々な憶測が飛び交う所以となっている。

昨年中、申し合わせたように関西Jr.内の「KinKan」(向井康二さん・金内柊真さん・平野紫耀君)「なにわ皇子」(永瀬廉君・西畑大吾さん・大西流星さん)が自称・他称されなくなったことに呼応するかのごとく、平野君・永瀬君(ともに関西所属)と高橋海人君(関東)の3人セットで活動する機会が非常に多くなった。春先のシアタークリエでは「Sexy Age*3/Sexy Jr.*4」という、(最近これが頭につくと悪い予感しかしなくなってしまった)Sexy括りが一時的に発動されたが、9月に行われた舞台「DREAM BOYS」や「ミュージックステーション*5」出演をはじめとして紙媒体では相変わらずこの3人体制(平野君・永瀬君・高橋君)が頻繁に見受けられる。

また、これもデビューへ向けた何らかの動きの一環なのかは不明だが、11月末よりクリスマスまで大阪松竹座にて行われた「関西ジャニーズJr. X’mas Show」には関東よりただ一人、じぇっさん(ジェシー)が送り込まれた。邪推するなと言われても、ここまであからさまな変化球を投げられると意図をはかりたくなるのは性なので仕方がない。厳密には、じぇっさんの出演は全公演でなく(出たり出なかったりなのが冬休みのアルバイトシフトの様で笑いを誘ったが)、私自身が観に行った公演は関西所属メンバーのみの出演日だったため、残念ながら松竹座でのじぇっさんを体感することはできなかった。

平野君や永瀬君については、本人方の度々の発言から『ジャニーズWESTなき後の関西を背負う、引っ張る』=あくまでも自分たちは関西所属というスタンスが読み取れる機会がままあるのだが、実際に彼らの位置づけは明らかに西の枠を飛び出しており、関東所属勢と混合にしても中心メンバーとして認知を広げている。

高橋海人君についても、ゆくゆく関西のメンバーと共にデビューさせるための今なのか、それとも関西勢との絡みは単なる研修の一環(実際には違う道を進むこととなる)なのか、これもまた神のみぞ、ならぬ、もはや誰のみぞ知っているのだろうか(近年の事務所内実権のありかが分からな過ぎて)。

デビューし続けることは「ええじゃないか」なのか

現在のジャニーズWESTが当初4人でのデビューを発表してから、大晦日より元旦を以て一年となった。その後、2014年2月5日に濱田君、神山君、藤井流星君の増員と7人でのデビューが再発表となったが、このサプライズからも間もなく一年が経とうとしている。

現在、「Myojo」(集英社)誌上で毎月1名ずつ行われている10,000万字インタビューがジャニーズWESTのターンとなっており、本記事を書いている1月14日の段階で、次号の藤井流星さんと最終回の中間淳太さんを残すのみとなった。どのグループの方も大体、幼少期の性格や事務所入りのきっかけ、デビューに至るまでの挫折やこれからの決意を語るのが標準パターンである。ジャニーズWESTについては、あと5年、10年してからかと思っていたら、まさかの1年目にして遂行、そうなれば話題の中心はどうしても「デビュー発表までの経緯」となる。本件の顛末について、各ワイドショー等の手短な概要しか伝えられない場においては「いきなり4人でデビュー発表(本人たちもビックリ)→互いを輝かせることができるのはこの7人や!→直談判→お披露目へ」といった具合に端折られているが、実際にはもっと長期的で(13年秋頃からレコード会社との打ち合わせが進行していた)デビュー話自体がオジャンになりかねない危ない橋だった模様*6

さて、完全には的を射ていないといえ、ジャニーズWESTをめぐる一件で多用された「直談判」。これは多分、近年のデビュー組を象徴するワードなのではと個人的にはとらえていて、この形式の出発点がキスマイだったのかなと私は思っている。

2011年に念願のデビューを果たしたキスマイの下積みは長く、(黎明期のメンバーの流動はあれど)前身グループの発足からデビューにこぎつけるまで7年もの月日を要している。Jr.終盤期における単独ツアーの開催や楽曲配信、ドラマ出演等、デビューへの期待が高まる中で、やはり最後まで付きまとっていたのが「全員デビューできるのか」である。象徴的な出来事として、デビュー前年の2010年、舞台「少年たち」において、グループ主演作にもかかわらず横尾さんと二階堂君の出演がかなわなかったことがあり、のちに出版された公式本(下記Amazonリンク参照ください)の中で、「もしキスマイがデビューできても、自分はそこに居ないかもしれない恐怖があった」(二階堂君)、「社長は5人でデビューさせようと考えていたが、誰かが頭を下げてくれたのではないか」(横尾さん)の思いがそれぞれ収められている。

この件の真相を探る手がかりとしては、同書・北山さん分での下記のやりとりを見ておきたい。

ー7人ではなく、5人でデビューする可能性ってあったの?

「わかんないです。ただ、周囲のそういう空気は察してたんで、俺と藤ヶ谷で社長に意思だけは伝えに行きました。"俺たちは7人でKis-My-Ft2です。デビューできる日が来るなら、そのときは、この7人でステージに立っていたいです"って」

私の知る、近年最初の直談判話がこれだ。またこの北山さん、横尾さん、藤ヶ谷さん辺りを皮切りにして、やたらJr.歴の長いJr.や、20代中盤~後半でのデビューが珍しくなくなってきたように感じている。

続く同年冬、A.B.C-Zのデビュー発表にあたっては(アクロバットを得意とするグループの特性を活かして)「音とパフォーマンスを魅せたい」との直談判でDVDデビューを果たしたとされている。A.B.C-Zについては不勉強のため真偽の詳細についてはご容赦願いたいところではあるが、ここでも「直談判」がキーワードとして存在していた。

そして既出のジャニーズWESTが2014年に続くわけだが、近年このように「自分達でデビューへ持って行く」スタイルが通用するようになったこともあり、気が付けば『デビュー済みの人員』がなんだかめちゃくちゃ増えた。ただこの件については、「単にずっと頑張ったからデビューできる、で良いのか。それならみんな出来る」とのご意見も度々見かけるし、失礼ながら一理あると思う一方、この「続ける」作業が難しいのであって、あの環境に身を置きながら問題を起こすこともなく*7、認められるまでの苦労と乗り越え方を知っている方はやっぱり肝や根性の座り方が違うのかなとも思うので、ここで良し悪しを意見することは避けておきたい。

一方、別のベクトルとしては、昨年、Sexy zoneにおけるメンバー流動化が大きな話題・問題となり、これをきっかけにデビューの定義が様々なところで議論されることとなった。「正規メンバーは全部で5人のはずなのに、それでも選抜制とは」「Jr.を織り交ぜての再編とは」と、半年以上経ったものの未だに全貌がよくわからない。ただ、これについてはたまたまSexy zoneが当事者となるに至ったが、実際には「Jr.」と「デビュー」の線引きを根底から覆す大きな出来事であったことは特筆しておきたい。

現在、ここまで述べたような①本人主導型(直談判)②Jr.混在型(デビューの意義喪失)という2つの流れがある中で、バレーデビューイヤーを迎えるにあたり、デビューとは何か、またこれは本当にメリットなのかという点については、今一度考えずにはいられない。


Amazon.co.jp: 裸の時代: Kis-My-Ft2: 本

日経エンタさん(正味1ページ)からここまで話を広げてしまったけれど

「Jr.」と「デビュー」の境目は、華やかな世界によくある“光と影”や“栄光と挫折”を結構わかりやすく映し出すコンテンツと化していて、「いつかここから誰かが選ばれて、誰かが選ばれない」ってことは、みーんな(やってる方も、観ている方も)分かってはいるんだけど、その日が来るまでは正直全員幸せになってほしい、選ばれなくてもなんとか幸せな人生を以て報われてほしいと老婆心ながら思ってしまう。

私はたまたま平野紫耀さんのストーリーを選んだ人間だが、その去就が気になれば気になるだけ、「もしもデビューできなかったら」「なんか変なグループになってしまったら」と考えてリスクヘッジをしようとする自分もいて、何かあったら岸優太さんに降りようと(どちらのファンにもぶん殴られそうなことを)ひそかに思っている*8辺り、これではますます事務所の思うつぼである。

今年誕生するであろうデビューユニットに関して、「誰がデビューするなら誰と!」とか「誰と誰は絶対一緒に!!」とか、本当は強めの願望がたくさんある。いろんなこと言いたいし、人間なのであんま好きじゃない方もいる。

だが、実際には誰しも今を生きることしか許されないので、見出しに拝借した重岡君のような思いで、その時その時の動向を可能な限り丁寧に観察していきたい。

これでもだいぶいろんなことをすっ飛ばして書いたつもりなので、あなたは椅子に座ってひたすらブログを書き続けなさいと言われたら出来るんじゃないかとふと思ってしまい、われながら若干ぞっとしたところで、本記事をしめたいと存じます。

なお、今回はいつも以上に資料の照合が雑なので、間違いがありましたらご教示いただけるとこれ幸いです。ではまた。(了)

*1:厳密に言えば本人方の意志やギリギリの駆け引きによるたまものである点は忘れないでおきたい。

*2:もちろん、本記事中では取り上げきれないほど多様な勢力が存在していることは承知しています。どうしてもくまなく言及しきれない点、どうかご理解願います。

*3:平野君・永瀬君

*4:高橋海人くんと中村嶺亜さんという解釈で差支えないと思うものの、流動的なシステムのため最新メンバーは不明?

*5:実際に放送内で、3人のユニット名が「DREAM BOYS」であることが明かされた。

*6:これらの経緯についても、初めて詳細に突っ込んだ話を活字化されたのは「日経エンタテインメント!」だったと認識している。

*7:思わず咳ばらい

*8:ジョークですとでも書いておかないと本当に殴られそうなので、ジョークです!